ディップ液で作った膜を美しく強く丈夫にさせる油性で透明の強化液です。
油性ストレンスナーをつけておけば、作品が汚れたとき水洗いすることができます。
繰り返しつけると強さが増し、破れにくく保護する役割もあります。
1.使用するときは、容器のふたに手を添えて開け、棒等で強化液を底から十分にかき混ぜてください。
2.強化液(ストレンスナー)の粘度が高く塗りにくい時は、ディップうすめ液で少しうすめて下さい。
3.低温で白濁することがある為、冬季は室内で保管し液温を20℃前後にして使用して下さい。
乾燥時間:0.5~2時間。
ワイヤーに膜を張らせたディップ液が乾燥した後に、刷毛で塗布するか全体をストレンスナーにつけて自然乾燥させます。
乾いてから二度三度とつけると強さが増します。
【 開 け 方 】一般的なペンキ缶の開栓・閉栓方法と同様で、薄手のマイナスドライバーや缶オープナーなどを使用して開封してください。
先端を缶とふたの間に差し込み、缶を回転させながらテコの原理でふたを押し上げます。
《スムーズな開栓のコツ》
・1箇所をグーッと押し上げるのではなく、缶をクルクル回転させながら場所を変えて「クイッ、クイッ」と蓋を押し上げてください。
【 閉 め 方 】
揮発性が高いため、作業中もこまめに閉栓をしてください。
安定した平らな場所に置き、手のひらに体重をかけて仮閉めしてください。
《使用後のスムーズな閉め方のコツ》
1.缶を安定した平らな場所に置き、蓋を水平に乗せます。
2.靴や上履きを履き、かかと部分で真下に2~3回軽く踏みおろしてください。蓋の縁が歪んでしまっている場合にも、ある程度は元に戻ります。
※衛生面が気になる場合は、缶の上に不要な新聞紙や雑巾などを敷いて作業してください。
ディップうすめ液で洗って下さい。
・引火性液体につき火気厳禁。作業中は換気をよくしてください。
・湿度の高いときに使用すると、膜が白く濁る場合があります。
・ストレンスナーだけで膜を作る事はできません。
・ディップ液と混ぜ合わせて使用する事はできません。
1.幼児の手が届かないところ保存し、子供が誤飲、誤食をしないよう注意すること。
2.有機溶剤が含まれているので、作業中、乾燥中ともに換気をよくすること。
3.火気のあるところでは塗らないこと。
4.残った強化液は、ふたをし、直射日光を避けて保存すること。
5.やむを得ず強化液を捨てる時は、火気のない屋外で、新聞紙等に塗り広げ、完全に乾かしてから一般ごみとして処分して下さい。
・皮膚に付着した場合は、多量の石鹸水で洗い落し、痛み又は外観に変化がある時は、医師の診察を受けて下さい。
・目に入った場合は、多量の水で洗い、すみやかに石の診察を受けて下さい。
・溶剤蒸気を吸い込んで気分が悪くなった場合は、空気の清浄な場所で安静にし、必要に応じて医師の診察を受けて下さい。
・誤って飲み込んだ場合はすみやかに医師の診察を受けて下さい。
・火災の時には炭酸ガス、泡または粉末消火器を用いて下さい。
1.引火性の液体である。
2.有機溶剤中毒の恐れがある
第2石油類 700mL 危険等級Ⅲ 合成樹脂液 火気厳禁
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